
論語講義(六)
ロンゴコウギ

著者渋沢栄一は、「論語」を選んだ理由を次のように述べている。「均しく儒教を奉ずるにしても、大学もあり中庸もあるのにこれを捨ててただ論語を選んで遵法する理由は、大学は政治に関する教誨を重しとし、中庸は更に一層高い見地に立った悠遠な説で、(中略)しかし論語は日常処世上の実際に応用し得る教えであるから、論語を選んで終生悖らないことを期している」――また、その解釈の立場は王陽明を主とした折衷の立場をとっている。
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目次
・憲問 第十四
・衛霊公 第十五
・季氏 第十六
書誌情報
紙版
発売日
1977年12月08日
ISBN
9784061581913
判型
A6
価格
定価:836円(本体760円)
通巻番号
191
ページ数
196ページ
シリーズ
講談社学術文庫
著者紹介
装丁: 蟹江 征治(カニエ セイジ)