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近世日本国民史 元禄時代世相篇
キンセイニホンコクミンシゲンロクジダイセソウヘン
- 著: 徳富 蘇峰

元禄時代は、徳川幕府盛運の絶頂期であり、精神的にも物理的にも泰平の気運が行きわたっていた。江戸は武士の都であり、大阪は町人の府であり、上方文化はこの大阪の富と京都の歴史の上に花開き、世にいう平等文学が流行し、浮世草子の西鶴、浄瑠璃戯曲の近松を生み、芭蕉は東依西托の後、安心立命の地を俳諧一途に定めた。時代の要求は絵画・音楽・舞曲その他百般の工芸美術の発展を促し、元禄百花爛漫の文化を現出したのだった。
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書誌情報
紙版
発売日
1982年07月07日
ISBN
9784061585652
判型
A6
価格
定価:1,078円(本体980円)
通巻番号
565
ページ数
494ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2013年08月02日
JDCN
0615856500100011000I
著者紹介
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