近世日本国民史 徳川幕府思想篇

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近世日本国民史 徳川幕府思想篇

キンセイニホンコクミンシトクガワバクフシソウヘン

講談社学術文庫

山崎闇齋・山鹿素行・熊澤蕃山らは共に元禄以前における徳川時代の思想界の代表者であり、その立論に異同あるも国家的自覚心の鼓吹者となった。加うるに水戸史学は、彼らの高尚、空遠なる理論よりも実行可能性を追究、宗教的熱血を帯びるに至った。本篇は、かく朱子学と史学の濫觴が、一川を左岸と右岸に沿って流れ、維新の大河氾濫に至るを望見しつつ、日本固有思想が国民間に醗酵し、凝結したかを物語る名篇。


山崎闇齋・山鹿素行・熊澤蕃山らは共に元禄以前における徳川時代の思想界の代表者であり、その立論に異同あるも国家的自覚心の鼓吹者となった。加うるに徳川光国を開山とする水戸史学は、彼らの高尚、空遠なる理論よりも実行可能性を追究、宗教的熱血を帯びるに至った。本篇は、かく朱子学と史学の濫觴が、一川を左岸と右岸に沿って流れ、維新の大河氾濫に至るを望見しつつ、日本固有思想が国民間に醗酵し、凝結したかを物語る名篇。


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書誌情報

紙版

発売日

1983年02月09日

ISBN

9784061585904

判型

A6

価格

定価:1,210円(本体1,100円)

通巻番号

590

ページ数

507ページ

シリーズ

講談社学術文庫

電子版

発売日

2013年08月02日

JDCN

0615859000100011000V

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