近世日本国民史 松平定信時代

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近世日本国民史 松平定信時代

キンセイニホンコクミンシマツダイラサダノブジダイ

講談社学術文庫

時艱にして偉人を憶う。田沼時代の悪政改革の気運が、松平定信を推薦し、老中主座に就かしめ、彼を刺戟し、旧来の陋習を一新せしめた。が、彼は眇乎たる時代の一偶像にあらず。ひとたび相位に坐るや、かかる時勢を促進し、壊廃せんとする幕政を緊粛し、世にいう「寛政改革」を断行。次いで異学禁制を発し国内の思想統一を図る一方、尊号問題において、朝幕勢力の権衡を賭け、崩壊寸前の幕威を維持し、徳川政権中興の業を達成した。


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書誌情報

紙版

発売日

1983年08月05日

ISBN

9784061586093

判型

A6

価格

定価:1,320円(本体1,200円)

通巻番号

609

ページ数

517ページ

シリーズ

講談社学術文庫

電子版

発売日

2013年08月02日

JDCN

0615860900100011000R

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