社会心理学入門(上)

社会心理学入門(上)

シャカイシンリガクニュウモン

講談社学術文庫

「すべての心理学は社会心理学である。」(フロイト)社会的存在である人間の心を探る試みはすべて社会心理学といってよいのではないか。ゲシュタルト理論に始まり、ハイダーの帰属理論(帰因学説)と均衡理論、アッシュの印象形成や同調行動に関する理論、レヴィンの場の理論、フェスティンガーの認知的不協和の理論、グループ・ダイナミックス、条件反応理論の流れを汲む強化理論にいたるさまざまな展開を、精緻に深く探究し紹介する。


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目次

第1章 ゲシュタルト心理学
 1 ゲシュタルト理論
 2 ハイダーの理論
 3 アッシュの理論
第2章 場の理論
 1 レヴィンの理論
 2 フェスティンガーの理論
 3 適合性の理論
 4 グループ・ダイナミックス
第3章 強化理論
 1 はじめに
 2 条件づけ一般論
 3 ミラーとダラードの業績
 4 模倣と同一視の諸研究
 5 その他の諸説

書誌情報

紙版

発売日

1987年10月05日

ISBN

9784061588066

判型

A6

価格

定価:1,100円(本体1,000円)

通巻番号

806

ページ数

306ページ

シリーズ

講談社学術文庫

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