
島たちをめぐる冒険
トリタチヲメグルボウケン

『ラプラタの博物学者』や『はるかな国とおい昔』などで知られるハドスンは、一方で大好きな鳥についての本を著した。この『鳥たちをめぐる冒険』はその1冊である。ハドスンは自然の生物の中で鳥こそ自然の生命力が最もきれいで、快活で、自由な形であらわれており、鳥による喜びは他にかえがたいという。鳥たちとの出会いや思い出を通して、自然と人生への限りない愛情と喜びを綴る博物学の名著。
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目次
第1章 はじめに
第2章 コウカンチョウ、初めて飼った鳥
第3章 ウェルズ・ネクスト・ザ・シー、ハイイロガンの集結地
第4章 大型鳥の大群
第5章 鳥の権力者
第6章 海辺の林
第7章 動物の友情
第8章 聖鳥(Phasianus colchicus)
第9章 疲れた旅びと(Turdus illiacus・ワキアカツグミ)
第10章 アヒル
第11章 アクス・エッジの印象
第12章 ピーク地方の鳥
第13章 歌手、クビワツグミ
第14章 鳥の音楽
第15章 貴重な歌鳥をもとめて緑の国を行く
第16章 ハンプシャーの村で
第17章 ハリエニシダムシクイ、またはハリエニシダの小妖精
第18章 ふたたび西へ
第19章 アヴァロンとクロウタドリ
第20章 レイク村
第21章 ヌマヨシキリの音楽
第22章 ライム・イントリンシカのゴシキヒワ
第23章 不滅のナイチンゲール
第24章 教区牧師と最後のワタリガラス
第25章 丘の上の寺院
第26章 1912年秋
第27章 野生の翼、別れ
書誌情報
紙版
発売日
1992年04月06日
ISBN
9784061590212
判型
A6
価格
定価:1,068円(本体971円)
通巻番号
1021
ページ数
380ページ
シリーズ
講談社学術文庫