
民主主義の展望
ミンシュシュギノテンボウ
- 著: ウォ-ルト・ホイットマン ,
- 訳: 佐渡谷 重信 ,
- 装丁: 島田 拓史 ,
- その他: 蟹江 征治

詩集『草の葉』をはじめ、民主主義の神髄を高らかに歌い上げた詩人ホイットマン。19世紀中葉、すでに民主国家であったアメリカに、なお存在する著しい社会の不公正や不平等を鋭く指摘し、民衆の力を信じつつ民主主義精神の重要さを説いた。世界情勢が激動し、民主主義の本質が問われている今日、本書は真の民主主義が単に制度や理論では実現し得ぬ、永遠のテーマであることを我々に教えてくれる。
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目次
1 多様性と自由の存在
2 詩歌は民族の歌声
3 パーソナリティーの探求
4 民主主義は大地の夢である
5 政党と支配権力
6 人格主義の形成
7 女性の優雅さについて
8 妙なる吟唱詩人の出現
9 民族的文学の使命
10 不滅なる精神文明
11 不朽の国家を築く道
書誌情報
紙版
発売日
1992年05月06日
ISBN
9784061590243
判型
A6
価格
定価:726円(本体660円)
通巻番号
1024
ページ数
216ページ
シリーズ
講談社学術文庫