未知の次元 呪術師ドン・ファンとの対話

未知の次元 呪術師ドン・ファンとの対話

ミチノジゲン

講談社学術文庫

若き人類学者カスタネダは幻覚植物の秘密を探るうちに北メキシコのヤキ・インディアンの呪術師ドン・ファンに出会い、現代文明とは別次元の〈非日常的現実〉についての教えに触れた。彼は文明人としての誇りを捨てて呪術師の弟子となる。トナール(言葉によって示すことができる世界)に対するナワール(日常性や理性をはるかに超えた世界)とは一体何か。呪術と信仰の本質を追究する実践哲学の書。


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目次

1 力の行為の目撃者
  1.知識との約束
  2.夢みる者とみられる者
  3.光を発する存在の秘密
2 トナールとナワール
  1.信じなければならないこと
  2.トナールの島
  3.トナールの日
  4.トナールの収縮
  5.ナワールの時に
  6.ナワールの囁き
  7.知覚の翼
3 呪術師の説明
  1.3人のナワール目撃者
  2.呪術師の戦略
  3.知覚の泡
  4.2人の戦士の好むところ

書誌情報

紙版

発売日

1993年06月04日

ISBN

9784061590786

判型

A6

価格

定価:1,320円(本体1,200円)

通巻番号

1078

ページ数

466ページ

シリーズ

講談社学術文庫

初出

1979年本社刊

著者紹介

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