
占領史録(上)
センリョウシロク
- 編: 江藤 淳

昭和天皇の「玉音放送」から9月2日の降伏文書調印に至る間、ソ連の北海道北半分の占領要求を米国が拒否するなど連合国側は対日占領実施のため激しい角逐を展開。8月30日にマッカーサーが厚木に降り立ち、米軍が日本進駐を開始。中国大陸では日本降伏の報が駆け巡り、満州国崩壊、300万日本軍の武装解除と在留日本人の引き揚げなど、混乱が続いた。内部文書と重要証言による貴重な終戦の記録。
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目次
●第1部 降伏文書調印経緯
1 マニラ会談
2 厚木、横浜進駐
3 降伏調印
4 占領初期の改革
●第2部 停戦と外交権停止
1 停戦と武装解除
2 満州と朝鮮
3 中国大陸の終戦
4 インドシナ半島の終戦
5 外交権の停止
書誌情報
紙版
発売日
1995年06月05日
ISBN
9784061591837
判型
A6
価格
定価:2,350円(本体2,136円)
通巻番号
1183
ページ数
762ページ
シリーズ
講談社学術文庫