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アウグスティヌス講話
アウグスティヌスコウワ
- 著: 山田 晶

キリスト教神学の基礎を築いた古代ローマ末期の教父・アウグスティヌス。その青年時代は、放蕩無頼だったとする通説を、筆者は名著『告白』の鋭い読解により覆し、子供までもうけて離別した内縁の女性こそ、アウグスティヌスに最も大きな影響を与えた人物と説く。「創造と悪」の章では、アウグスティヌスと道元の思想の共通点を指摘し、キリスト教と仏教の接点をも示した。キリスト教理解のための必読書。
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目次
第1話 アウグスティヌスと女性
第2話 煉獄と地獄
第3話 ペルソナとペルソナ性
第4話 創造と悪
第5話 終末と希望
第6話 神の憩い
書誌情報
紙版
発売日
1995年07月04日
ISBN
9784061591868
判型
A6
価格
定価:1,177円(本体1,070円)
通巻番号
1186
ページ数
272ページ
シリーズ
講談社学術文庫