
日本語は国際語になりうるか
ニホンゴハコクサイゴニナリウルカタイガイゲンゴセンリャクロン
- 著: 鈴木 孝夫

武器を捨て、経済的には超大国となった日本が、この利害の錯綜する国際社会の中で自分を主張し、自分を守るためには、言語と情報の力に頼るほかに方法のないことを悟るべきである…。言語現象を人間の思想と文化に密着したものとみなす言語社会学の視角から、日本語の特性を文明史的に考察し、国際語としての日本語の可能性を探る。外国語学習法の根本的な転換をも示唆する必読の文庫オリジナル。
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目次
1 日本の対外言語戦略を考える
2 日本語は日本人だけのものか
3 文明史的観点から見た日本語の国際化
4 日本漢字の特性について
5 転換期の日本人のことば
6 国際化とは何か
7 日本語は国際語になりうるか
書誌情報
紙版
発売日
1995年07月04日
ISBN
9784061591882
判型
A6
価格
定価:968円(本体880円)
通巻番号
1188
ページ数
242ページ
シリーズ
講談社学術文庫
著者紹介
著: 鈴木 孝夫