アメリカ映画の文化史(上)

アメリカ映画の文化史(上)

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講談社学術文庫

合衆国建国から200年、映画誕生から100年。国家の歴史の優に半分に重なるアメリカ映画の歴史を語ることは、アメリカ文化を語ることである。上巻では、ユダヤ系移民を中心とした“映画の大立者(ムービー・モーガル)”たちが〈アメリカの夢と神話〉の発信基地としてのハリウッドを形成し、移民や都市労働者の支持のもとに、映画を最大の文化メディアに創り上げるまでを描く。文化史の視角からとらえた鮮烈な映画史。〈全2巻〉


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目次

●第1部 映画文化の興隆
 1 映画というマス・メディアの誕生
 2 ニッケル・マッドネス
 3 エジソンのトラストとその崩壊の顛末
 4 D・W・グリフィスと映画芸術の形成
●第2部 大衆文化の時代における映画
 5 ハリウッドと金魚鉢時代の夜明け
 6 無声映画と情熱的な生活
 7 混沌、魔術、肉体的能力──無声喜劇映画の芸術性
 8 映画がつくった子どもたち
 9 アドルフ・ズーカーが建てた家

書誌情報

紙版

発売日

1995年11月06日

ISBN

9784061592032

判型

A6

価格

定価:961円(本体874円)

通巻番号

1203

ページ数

310ページ

シリーズ

講談社学術文庫

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