
惑星科学入門
ワクセイカガクニュウモン
- 著: 松井 孝典

「ガリレオ」「マジェラン」など最新の惑星探査機の成果を盛り込み、太陽系と惑星の実像を明らかにする。また隕石に込められた様々な情報から太陽系生成の過程を再現。原子太陽系星雲から固体粒子の凝縮、集積を経て微惑星が多数誕生し、それらが衝突を繰り返して現在の惑星が形成されたとする注目の「松井理論」を展開する。巨大隕石の衝突による恐龍絶滅の検証など、興味尽きない最新科学の入門書。
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目次
1 人類の住む星――地球
2 そそり立つ絶壁の星――水星
3 地球の双子星――金星
4 巨大火山と生命探索の星――火星
5 巨大ガス惑星の世界へ
6 新たな謎を生んだ星――木星
7 土星の素顔へ接近
8 奇妙な性質をもつ遠い三惑星
9 太陽系内の小天体
10 太陽系の年齢を探る
11 太陽系はどうできたか
書誌情報
紙版
発売日
1996年04月10日
ISBN
9784061592223
判型
A6
価格
定価:1,056円(本体960円)
通巻番号
1222
ページ数
320ページ
シリーズ
講談社学術文庫