神さまはサイコロ遊びをしたか

神さまはサイコロ遊びをしたか

カミサマハサイコロアソビヲシタカウチュウロンノレキシ

講談社学術文庫

アインシュタインは、自身の光量子理論から発展した量子力学の確率的解釈に対して、「神さまはサイコロ遊びをしない」と非難した。宇宙を創造した神の意図を探りたいと言う好奇心から出発した自然科学は、天動説に固執した時代から4世紀を経て、ビッグバン理論を確立した。宇宙創成以前の時空が消滅する世界を解明せんとする現代まで、神に挑戦した天才物理学者達の苦闘を辿る壮大な宇宙論の歴史。


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目次

序章 コペルニクスと神秘思想
1章 ケプラーと魔女
2章 ニュートンと鉄仮面
3章 ライプニッツとフランケンシュタイン
4章 マクスウェルと宇宙の死
5章 アインシュタインとエーテルの亡霊
6章 アインシュタインと神のサイコロ遊び
終章 量子宇宙と時間の扉

書誌情報

紙版

発売日

1997年03月10日

ISBN

9784061592711

判型

A6

価格

定価:880円(本体800円)

通巻番号

1271

ページ数

240ページ

シリーズ

講談社学術文庫

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