
イエス・キリストを語る
イエスキリストヲカタル

「きよしこのよる」の訳詩などで知られる日本の讃美歌の父が、「正しい主要な福音書」(ルター)とされるヨハネによる福音書を懇切に講読。1世紀末の異端的風潮と対決しながらヨハネ伝が成立した背景と数々の奇跡、十字架の死と復活の意義を明快に説いて、イエスが現実の人間でありながら、救主としての本質を表わしたことを明らかにする。名説教を謳われた由木牧師の未刊の講解録、待望の刊行なる。
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目次
1 信仰と生命への出発
2 初めに言があった
3 言は肉体となった
4 証言者の役割
5 光につどう人々
6 母の栄光・子の栄光
7 上からの新生
8 ひとり子を賜う神
9 泉のほとりで
10 霊と真との礼拝 ほか
書誌情報
紙版
発売日
1997年11月10日
ISBN
9784061593039
判型
A6
価格
定価:1,287円(本体1,170円)
通巻番号
1303
ページ数
526ページ
シリーズ
講談社学術文庫
著者紹介
著: 由木 康(ユウキ コウ)
解説: 斎藤 宏(サイトウ ヒロシ)