進歩の思想　成熟の思想

急速な科学技術の発展によって進歩と成長を続けてきた現代の社会。環境破壊や遺伝子操作、脳死問題など、今、われわれは既成の理論や哲学では解決できない多くの課題に直面している。科学と人間、さらには文化と政治のかかわりを、環境倫理学や歴史哲学を視点に据えなおし、成熟の社会を目ざすべき21世紀に求められる哲学・思想のあり方を探る卓抜の論考。注目の丸山真男論もあわせ収める。

書誌情報

紙版

• 発売日: 1997年12月10日
• ISBN: 9784061593107
• 判型: A6
• 価格: 定価：968円（本体880円）
• 通巻番号: 1310
• ページ数: 308ページ
• シリーズ: 講談社学術文庫

初出

『進歩の思想　成熟の思想』（１９９３年２月、ＰＨＰ研究所）

著者紹介

著： 加藤　尚武（カトウ　ヒサタケ）

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