モンゴルと大明帝国

中国最後の分裂時代、北族王朝の盛衰の中からチンギス・カーンはモンゴル帝国を建設。功臣・耶律楚材の改革を経てフビライの元が史上初めて征服王朝として中国を支配する。しかしモンゴル至上主義への反発から漢民族国家・明が興り、永楽帝による北方遠征や「鄭和の西洋下り」などで栄光の中華帝国を築く。豊富な史料をもとに英雄、皇帝たちの実像と歴史に翻弄された人々の姿を活写する500年史。

書誌情報

紙版

• 発売日: 1998年02月10日
• ISBN: 9784061593176
• 判型: A6
• 価格: 定価：1,815円（本体1,650円）
• 通巻番号: 1317
• ページ数: 514ページ
• シリーズ: 講談社学術文庫

初出

『中国の歴史』第六巻「元・明」小社刊

著者紹介

著： 愛宕　松男（オタギ　マツオ）

著： 寺田　隆信（テラダ　タカノブ）

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