庭園の世界史

庭園の世界史

テイエンノセカイシ

講談社学術文庫

アルハンブラやヴェルサイユなど、世界の名園を歴史家として著名な筆者が歴訪。庭の創造は、人間の自己表現への欲求の最高の段階であるとし、ヨーロッパだけでなく、イスラム、日本、中国の庭の理想と精神をも明快に考察。バラの咲き乱れるバビロンの架空園を追慕し、トスカーナではメディチ家のロレンツォが構想した幻の大庭園を紙上に再現して、その魅力を語る。地上の楽園=庭の3千年の歴史。


  • 前巻
  • 次巻

目次

1 グラナダを訪れてふたたび庭への情熱をかき立てられる
2 原始の庭・魔法の庭
3 中国の庭
4 日本の庭
5 ペルシアの庭
6 アラブの庭
7 トスカーナの庭
8 地獄の庭ボマルツォ
9 フランスの庭
10 ふたたびグラナダへ

書誌情報

紙版

発売日

1998年05月08日

ISBN

9784061593275

判型

A6

価格

定価:946円(本体860円)

通巻番号

1327

ページ数

320ページ

シリーズ

講談社学術文庫

初出

『人間の庭』(思索社、1985年刊)

著者紹介

製品関連情報