
絵画で読む死の哲学
カイガデヨムシノテツガク
- 著: 佐渡谷 重信

真の絵画芸術には哲学的思想が内包されている。真理を追求する画家たちは、1枚の絵の中に自己のすべてを表現しようとするからだ。本書では、「死の舞踏」「最後の審判」「ゲルニカ」「原爆の図」など古今東西の多くの名画を通して、そこに暗示された「死の思想」の探究を試みる。哲学における最大のテーマというべき「死」の意味とその本質を、画家たちの研ぎ澄まされた魂はどのように描いたのであろうか?
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書誌情報
紙版
発売日
1998年10月09日
ISBN
9784061593503
判型
A6
価格
定価:836円(本体760円)
通巻番号
1350
ページ数
232ページ
シリーズ
講談社学術文庫