円仁 唐代中国への旅

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円仁 唐代中国への旅

エンニントウダイチュウゴクヘノタビニットウグホウジュンレイギョウキノケンキュウ

講談社学術文庫

慈覚大師円仁の著わした『入唐求法巡礼行記』は、日本最古の旅日記で、世界三大旅行記の一つともされる。五台山への巡礼、長安資聖寺での生活、廃仏毀釈の法難。9年半にわたる円仁のさすらいと冒険の旅の記録は、唐代動乱の政治や庶民の生活を克明正確に描写する。本書は、この旅行記の魅力と歴史的価値を存分に論じるライシャワー博士畢生の研究の精華である。


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目次

第1章 円仁の日記
第2章 円仁――巡礼と師父
第3章 遣唐使
第4章 円仁と中国官吏
第5章 唐における生活
第6章 大衆の仏教
第7章 仏教弾圧
第8章 中国における朝鮮人
第9章 帰朝

書誌情報

紙版

発売日

1999年06月10日

ISBN

9784061593794

判型

A6

価格

定価:2,200円(本体2,000円)

通巻番号

1379

ページ数

530ページ

シリーズ

講談社学術文庫

初出

『世界史上の円仁』(’63年、実業之日本社)『円仁 唐代中国への旅』(’84年、原書房)という書名で刊行

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