パスカル伝

パスカル伝

パスカルデン

講談社学術文庫

『パンセ』を座右の書として、くり返し読み、格調の高い、懐疑と苦悩のことばに感動する人は多い。30代という若さで亡くなるまで、数学、物理学、哲学、神学にと幅広い活躍をしたパスカル。本書は、彼の全生涯をたどることによって、神なき人間の悲惨、キリスト教と人の問題についての核心を、余すところなく浮き彫りにする好著である。


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目次

1 クレルモンでの幼年時代
2 パリでの少年時代
3 ルーアン移住
4 最初の回心・真空実験
5 父の死まで(第2のパリ生活)
6 社交生活の時期
7 決定的回心
8 「プロヴァンシアル」論争
9 キリスト教弁証論の執筆、恩寵文書
10 信仰宣誓文への署名、晩年

書誌情報

紙版

発売日

1999年08月10日

ISBN

9784061593879

判型

A6

価格

定価:1,320円(本体1,200円)

通巻番号

1387

ページ数

460ページ

シリーズ

講談社学術文庫

初出

1984年9月、教文館から刊行された『パスカル著作集別巻Ⅱ パスカル伝』

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