
歴史の哲学
レキシノテツガクゲンダイノシソウテキジョウキョウ
- 著: 渡邊 二郎

現代は大きな歴史的転換期にある。定かには見通しえぬ未来へと進む私たちにとって、歴史とは何か?そして私たちは、いかに歴史と関わり、いかに歴史の中を生きるべきか?
マルクス、ウェーバー、ディルタイ、ヤスパース等々、近現代の主要な歴史哲学をたどりつつあるべき歴史意識を問い直す。
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目次
第1章 歴史の問題点
第2章 ベルンハイムの見解の検討
第3章 現在の立場に立脚する歴史
第4章 レーヴィットの見解
第5章 ヘーゲルの歴史観
第6章 マルクスの唯物史観
第7章 ウェーバーの社会主義批判
第8章 ウェーバーとマルクス
第9章 ディルタイと新カント学派(その1)
第10章 ディルタイと新カント学派(その2)
第11章 歴史における普遍と特殊的個別
第12章 ニーチェの登場
第13章 ハイデッガーと歴史の問題
第14章 歴史の意味
第15章 ヤスパースの歴史観
書誌情報
紙版
発売日
1999年11月10日
ISBN
9784061594067
判型
A6
価格
定価:1,375円(本体1,250円)
通巻番号
1406
ページ数
434ページ
シリーズ
講談社学術文庫