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仏陀のいいたかったこと
ブッダノイイタカッタコト
- 著: 田上 太秀

釈尊の入滅後、仏教は各地へ伝播しやがて6世紀には日本へも伝来した。しかし、インドと遠く隔たる日本へ遥かな歳月をかけて到達したのが、釈尊の説いたままの仏教であったかと問えば、答えは否である。
釈尊はもともと何を教え、どこへ導こうとしたのか?偶像ではない人間釈尊の言と行とに、その本音を探る。
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目次
1 インドにも「諸子百家」がいた
2 釈尊の立場と伝道
3 過去の因習を超える
4 日常生活に根ざした教え
5 男女平等を説く
6 国家・国王との関係
7 俗世と出家
8 霊魂を否定し、無我を唱える
9 ブッダになることを教える
10 出家者の正しい生活態度
11 釈尊後の仏教
12 大乗仏教の誕生
13 意識下の世界を見る
14 ブッダになるために
書誌情報
紙版
発売日
2000年03月10日
ISBN
9784061594227
判型
A6
価格
定価:968円(本体880円)
通巻番号
1422
ページ数
256ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
原本:本書は、’83年講談社出版研究所から刊行されたものを原本とした。