
ゲシュタポ・狂気の歴史
ゲシュタポ・キョウキノレキシ

数百万の生命を奪い、魂を苦悶させたナチ権力の中枢・ゲシュタポ。それは暴力と情報が結合した「装置」だった。この〈悪魔の機械〉は、どのように誕生し暴走したのか。そして、その力の源はどこにあったのか。戦後、ナチの戦犯・協力者取り調べの任にあたったフランス人警察官が、膨大な資料と証言をとおして全欧州を巻き込んだ狂気の実像を描く、異色の人間研究。
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目次
序章 狂気のはじまり
第1章 ナチズムへの道
第2章 権力の中枢・ゲシュタポ
第3章 粛清と暗闘
第4章 侵略開始
第5章 戦争のなかのゲシュタポ
第6章 迫害・拷問・虐殺
第7章 狂気の終焉
書誌情報
紙版
発売日
2000年06月09日
ISBN
9784061594333
判型
A6
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
通巻番号
1433
ページ数
536ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
備考参照