
平家後抄(下)
ヘイケコウショウ
- 著: 角田 文衛

『平家物語』その後 清盛の血脈を追う
壇ノ浦での「平家滅亡」は虚構であった!
厳しい平家狩りの目をくぐり抜けてきた人びとにも、安穏の日はなかなか訪れない。しかし、勝者源氏は14世紀に到り亡びてしまう。平家の末流は、宗家、西洞院家、四条家などに繋り、以後の歴史の折々に大きな影響を与え続けてきた。詳細な資料調査と実地踏査によって明らかにされる『平家物語』その後。
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目次
第6章 鎮魂の歌
第7章 時の流れ
第8章 おどろの路
第9章 暗雲
第10章 源平の黄昏
終章 恩怨無常
補註
諸家系譜抄
解説 角田史学の心髄をみる
書誌情報
紙版
発売日
2000年09月08日
ISBN
9784061594357
判型
A6
価格
定価:1,485円(本体1,350円)
通巻番号
1435
ページ数
400ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
原本:1981年4月、『平家後抄 下』として朝日新聞社より刊行されたものを原本とした。