倫理学ノート

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倫理学ノート

リンリガクノート

講談社学術文庫

ケインズ、ロレンス、ムアたちに代表される20世紀前半以来の英語圏倫理学の伝統──。その“欺瞞”に異を唱える著者は、メタ倫理学や新厚生経済学の不毛を断罪し、自然の弁証法を通して「新しい時代の功利主義」を提唱する。本書は、後期清水社会学を代表する名著であり、新たな倫理学を思索し構築するための出発点である。


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目次

1 ケインズ、ロレンス、ムア
2 善の直覚
3 言語分析
4 効用の個人間比較
5 ロビンズ、ベンサムを論ず
6 幸福計算
7 効用の樹
8 無差別曲線
9 非厳密性
10 塵芥について
11 アトムについて
12 ヴィトゲンシュタイン
13 言語ゲーム
14 ザラザラした大地
15 G・ヴィーコ
16 レトリックについて
17 デカルトの敵
18 諸科学の統一
19 ハロッドの不安

書誌情報

紙版

発売日

2000年07月10日

ISBN

9784061594371

判型

A6

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

通巻番号

1437

ページ数

480ページ

シリーズ

講談社学術文庫

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