
論理分析哲学
ロンリブンセキテツガク
- 著: ジョージ・ヘンリック・フォン・ヴリグト ,
- 監: 服部 裕幸 ,
- 訳: 牛尾 光一

概念の厳密さを求める努力は論理分析哲学を生んだ。アリストテレス、フレーゲ、ヴィトゲンシュタインは、言語や論理について、いかに考えてきたか。実存主義・新スコラ学・現象学・マルクス主義と並ぶ現代哲学の一大潮流であり、近代科学の発展と共に歩み、人類の未来へ確実な進路を見出す方法でもある論理分析哲学はどんな思想かを分かりやすく紹介する。
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目次
第1部
第1章 アリストテレスと公理的学問の理想
第2章 ライプニッツと計算法(Calculus)の思想
第3章 ブールの論理代数
第4章 フレーゲとラッセル
第5章 ヒルベルトからゲーデルへ
第6章 二人の批判者、ブラウアーとヴィトゲンシュタイン
第7章 非古典論理学
第2部
第8章 ラッセルと論理分析
第9章 『論理哲学論考』(Tractatus Logico=Philosophicus)
第10章 論理実証主義
第11章 哲学的意味論
第12章 ムーアの分析的方法
第13章 後期のヴィトゲンシュタイン
書誌情報
紙版
発売日
2000年07月10日
ISBN
9784061594388
判型
A6
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
通巻番号
1438
ページ数
356ページ
シリーズ
講談社学術文庫