道元との対話

道元との対話

ドウゲントノタイワ

講談社学術文庫

アジア各地の民族の社会・文化・宗教を調査し、その多様性の底にひそむものを探究してきた著者は、『正法眼蔵』を常に傍らに置き、道元に対面してきた。北ラオス、パ・タン村のベッドに夜ごと横たわるとき、闇の中で自分と大地が一体となり、それを受けとめてくれる掌の存在を感じる……。著者独特の言葉で語る道元の真の姿。


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目次

はじめに
序章 道元との対話
第1章 『正法眼蔵』を読むとき
第2章 道元の言葉
第3章 道元の時空
第4章 道元の宇宙
第5章 道元と現代文明
原本あとがき──ふりかえって、今
学術文庫版あとがき──『正法眼蔵』とアニミズム

書誌情報

紙版

発売日

2000年07月10日

ISBN

9784061594395

判型

A6

価格

定価:1,265円(本体1,150円)

通巻番号

1439

ページ数

368ページ

シリーズ

講談社学術文庫

初出

『道元に出会う』(旺文社、’86年)所収の「道元との対話」と『道元の見た宇宙』(青土社、’84年)を再構成したもの。

著者紹介

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