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懐風藻
カイフウソウ
- 著・その他: 江口 孝夫

751年に編纂された日本最古の漢詩集『懐風藻(かいふうそう)』は、『風土記』『古事記』『日本書紀』『万葉集』と並ぶ国家創成時の貴重な史料、魅力満載の文学作品である。近江朝から奈良朝時代、律令制天皇国家樹立をめざした大友皇子、大津皇子、藤原宇合(ふじわらのうまかい)や遣唐留学生などの詩、新時代への讃美や清新溌刺とした若き気漲(みなぎ)る佳品、120編の文庫版初の全訳注。
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目次
1 大友皇子 二首〔伝記〕
2 河島皇子 一首〔伝記〕
3 大津皇子 四首〔伝記〕
4 釈智蔵 二首〔伝記〕
5 葛野王 二首〔伝記〕
6 中臣大島 二首
7 紀麻呂 一首
8 文武天皇 三首
9 大神高市麻呂 一首
10 巨勢多益須 二首 ほか
書誌情報
紙版
発売日
2000年10月10日
ISBN
9784061594524
判型
A6
価格
定価:1,496円(本体1,360円)
通巻番号
1452
ページ数
400ページ
シリーズ
講談社学術文庫
著者紹介
著・その他: 江口 孝夫(エグチ タカオ)