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プラトンの呪縛
プラトンノジュバク
- 著: 佐々木 毅

【第9回読売論壇賞・第11回和辻哲郎文化賞受賞作】 第1次世界大戦後に訪れた民主主義の危機のなかで「精神の国の王」として甦り、さらにはナチズムにも利用された西欧思想の定立者・プラトン。彼は理想国家の提唱者なのか、全体主義の擁護者なのか。プラトンをめぐる激しい論戦を通して20世紀の哲学と政治思想の潮流を検証し、現代に警鐘を鳴らす注目作。(講談社文庫)
第9回読売論壇賞・第11回和辻哲郎文化賞受賞作
時空を超えて甦るプラトンの警告
極端な自由は極端な隷従に振れる
第1次世界大戦後に訪れた民主主義の危機のなかで「精神の国の王」として甦り、さらにはナチズムにも利用された西欧思想の定立者・プラトン。彼は理想国家の提唱者なのか、全体主義の擁護者なのか。プラトンをめぐる激しい論戦を通して20世紀の哲学と政治思想の潮流を検証し、現代に警鐘を鳴らす注目作。
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目次
序章 「プラトンはファシストだった!?」
第1部 プラトンの政治的解釈
第2部 プラトン批判の砲列
第3部 プラトン論争の波紋――20世紀後半の「哲学と政治」
書誌情報
紙版
発売日
2000年12月08日
ISBN
9784061594654
判型
A6
価格
定価:1,298円(本体1,180円)
通巻番号
1465
ページ数
384ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2015年10月23日
JDCN
0615946500100011000G
初出
’98年2月、講談社より刊行された。