戦国大名と天皇

戦国大名と天皇

センゴクダイミョウトテンノウムロマチバクフノカイタイトオウケンノギャクシュウ

講談社学術文庫

足利義満の計略により喪失したかに見えた天皇の権威。しかし、将軍が求心力を失い幕府の解体がすすむなか、諸国の戦国大名が群雄割拠する戦乱の世が訪れる。そんな時流に乗じ、着実に果たされてゆく天皇による武家への逆襲――。日本史最大の謎の1つ、戦国期の天皇制の実態に迫り、天皇制存続の秘密を解明する刺激的な中世史研究。


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目次

第1章 治罰綸旨の時代
第2章 官位をめぐる相剋
第3章 即位儀礼と内裏修造
第4章 京をめざして
第5章 信長と天皇

書誌情報

紙版

発売日

2001年01月10日

ISBN

9784061594715

判型

A6

価格

定価:1,056円(本体960円)

通巻番号

1471

ページ数

264ページ

シリーズ

講談社学術文庫

初出

’92年、福武書店より刊行された。

著者紹介

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