
正法眼蔵・行持(下)
ショウボウゲンゾウ・ギョウジ
- 著・その他: 安良岡 康作

『正法眼蔵』は人間の在りようを探求した宗教書であり、また、「道理」を追求した中世文学の最高傑作でもある。人間の真の生き方を求め、ただひたすら修行に没頭した菩提達磨・普賢大師・天童和尚ら古の仏者たち。道元は、その行状を力強い輝く文章で生き生きと再現し、行持の行持たるゆえんを深く高く思索してゆく。中世文学の泰斗が読み解く、道元の語る修行の本質。
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目次
第25章 菩提達磨章
第26章 神光慧可章
第27章 石頭希遷章
第28章 大医道信章
第29章 玄砂師備章
第30章 長慶慧稜章
第31章 る山霊祐章
第32章 芙蓉道楷章
第33章 後馬祖道一章
第34章 大満弘忍章
第35章 天童如浄章
第36章 行持の総括
第37章 奥書
書誌情報
紙版
発売日
2002年02月08日
ISBN
9784061595293
判型
A6
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
通巻番号
1529
ページ数
448ページ
シリーズ
講談社学術文庫
著者紹介
著・その他: 安良岡 康作(ヤスラオカ コウサク)