
無量寿経講話
ムリョウジュキョウコウワ
- 著: 増谷 文雄

浄土三部経の1つ、本願の書ともいわれる「無量寿経」は、法然や親鸞が根本経典中の根本たるものと位置づけ、浄土経諸宗で最も大切にされた経典であり、「教行信証」の思想の骨格を形作っている。
本願とは一体何なのか。凡夫が浄土へ至る道は?
深い学識をもつ著者が、「無量寿経」を丁寧に読み進め、この経の構造や眼目を明らかにし、仏教の本質に迫る。
- 前巻
- 次巻
目次
第1講 信仰の立場と学問の立場
第2講 この経の成立と翻訳
第3講 浄土の三経について
第4講 本願ということ
第5講 この経の構造
第6講 蓍闍崛山の会座
第7講 阿難、仏陀に問う
第8講 法蔵菩薩の発願
第9講 四十八願の成立
第10講 阿弥陀仏の浄土
第11講 浄土の往生する人々
第12講 浄土往生のすすめ
書誌情報
紙版
発売日
2002年04月10日
ISBN
9784061595422
判型
A6
価格
定価:1,056円(本体960円)
通巻番号
1542
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
備考参照