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アマテラスの誕生
アマテラスノタンジョウ
- 著: 筑紫 申真

皇祖神と伊勢神宮は天武・持統両帝によって創出された
天皇制の宗教的根源の成立過程にせまる
古代、各地方にあまねく存在していた太陽神は、壬申の乱を契機に天皇家の祖神へと変貌した。古代天皇制の理論的・宗教的背景となる伊勢神宮・アマテラス・記紀神話。その成立過程を民俗学と日本神話研究の成果を用いてダイナミックに描き出す。律令国家の形成にむかう激動の7世紀末、大和と伊勢を舞台に展開した、血脈をめぐる壮大なドラマの全貌。
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目次
1 アマテラスの性格
2 皇大神宮の成立
3 天つカミの降臨
4 プレ=皇大神宮の全貌
5 まつられぬアマテラス
6 アマテラスの誕生
7 八咫の鏡
8 太陽の妻
9 天の岩戸の舞踏
10 天孫降臨とは
11 ヤマトタケルの悲劇
12 アマテラスの祝福
書誌情報
紙版
発売日
2002年05月10日
ISBN
9784061595453
判型
A6
価格
定価:1,221円(本体1,110円)
通巻番号
1545
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
原本:’62年2月、角川書店より刊行されたものを原本とした。