
クルス『中国誌』―ポルトガル宣教師が見た大明帝国
クルスチュウゴクシポルトガルセンキョウシガミタダイミョウテイコク

ヨーロッパ語で最初に公刊された中国専門書。
ドミニコ会士が見出した、地の果ての驚くべき巨大帝国見聞録。
16世紀。アジア大陸の果て、大明帝国に辿り着いたポルトガル宣教師は何を見たか?途方もなく広い国土、壮麗な建築物、全土を覆う舗装道路網、整然とした法、諸制度。そして、おびただしい人々の群れ、市場にあふれかえる穀物・肉・魚介から、纏足(てんそく)、骨・人糞の利用などまで。ドミニコ会士が巨細にわたり書き記した、知られざる巨大帝国見聞録。
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書誌情報
紙版
発売日
2002年07月10日
ISBN
9784061595552
判型
A6
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
通巻番号
1555
ページ数
352ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
備考参照