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バーナード・リーチ日本絵日記
バーナードリーチニッポンエニッキ

宮川香山(みやがわこうざん)・六代乾山(けんざん)に師事、東西の伝統を融合し、独自の美の世界を想像したイギリス人陶芸家リーチ。昭和28年、19年ぶりに訪れた第2の故郷日本で、濱田庄司・棟方志功・志賀直哉・鈴木大拙らと交遊を重ね、また、日本各地の名所や窯場を巡り、絵入りの日記を綴る。随所にひらめく鋭い洞察、真に美しいものを見つめる魂。リーチの日本観・美術観が迸(ほとばし)る興趣溢れる心の旅日記。
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目次
第1章 序曲、東と西
第2章 日本――第一印象
第3章 深まる印象
第4章 山陰・山陽の旅
第5章 濱田の益子
第6章 山国の旅――松本
第7章 穫入れの秋の本州をめぐる
第8章 東京――京都
第9章 九州小鹿田にて
第10章 むすびそしてお別れ
バーナード・リーチ年譜
書誌情報
紙版
発売日
2002年10月10日
ISBN
9784061595699
判型
A6
価格
定価:1,518円(本体1,380円)
通巻番号
1569
ページ数
360ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
底本:本書は’55年、毎日新聞社より刊行された『日本絵日記』、および’60年、フェイバー・アンド・フェイバー社より刊行された『A POTTER IN JAPAN』を底本とした。