
仏教の来た道
ブッキョウノキタミチ
- 著: 鎌田 茂雄

インドから西域に伝わった仏教は、中国、朝鮮、日本へと東漸し、それぞれの地にしっかりと根をおろした。仏教伝播の道筋には、敦煌や雲岡の石窟をはじめ仏教文化の遺産が数多く見られる。また仏教伝播の立役者は、仏図澄(ぶっとちょう)、法顕(ほっけん)、玄奘三蔵ら布教・求法(ぐほう)に燃える僧たちであった。今なお残る史跡や文物、伝道僧の事績に光を当て、仏の来た道をたどり返す。
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目次
第1章 熱沙の伝道
第2章 灼熱の求法
第3章 石窟の浄土
第4章 南朝四百八十寺
第5章 末法到来
第6章 天台の聖地
第7章 華厳の風光
第8章 密教の水源
第9章 禅の源流
第10章 仏教東漸
終章 東アジアの仏教交流
東アジア仏教地図
東アジア仏教史年表
書誌情報
紙版
発売日
2003年03月10日
ISBN
9784061595903
判型
A6
価格
定価:1,155円(本体1,050円)
通巻番号
1590
ページ数
320ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2016年01月22日
JDCN
0615959000100011000W
初出
1995年刊行の「仏教伝来」を改題した。