ライシャワー大使日録

ライシャワー大使日録

ライシャワータイシニチロク

講談社学術文庫

ケネディ暗殺、原潜寄港、日韓条約、ベトナム戦争……
内外に緊張高まる60年代
「学者大使」の苦悩と決断

1960年代初頭、ケネディ政権下に異色の駐日大使が誕生した。その名はライシャワー。東京生まれの日本育ちで、米国きっての知日家として知られ、ハーヴァード大学教授であった彼に、このときから外交官という新たな顔が加わった。沖縄返還、ケネディ暗殺、ベトナム戦争等、内外に緊張が高まりゆくなか、「学者大使」が5年余の苦闘を綴った滞日記録。


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目次

1961年 「学者大使」誕生す
1962年 「人生の目的を見つけた」日々
1963年 高揚の果ての「ケネディの死」
1964年 刺傷事件を乗り越えて
1965年 ベトナム戦争の暗雲
1966年 惜しまれての辞任
監修者の言葉「歴史的任務を果たしたライシャワー」入江 昭

書誌情報

紙版

発売日

2003年09月12日

ISBN

9784061596122

判型

A6

価格

定価:1,155円(本体1,050円)

通巻番号

1612

ページ数

336ページ

シリーズ

講談社学術文庫

初出

本書は、1995年に小社より刊行された同名の書を文庫化したもの。

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