
ギリシア・ローマ哲学者物語
ギリシアローマテツガクシャモノガタリ
- 著: 山本 光雄

人の心から宇宙の果てまで、「知」を限りもなく追究した古代の巨匠たち。哲学の祖タレス、史上最も壮麗な師弟、ソクラテス・プラトン・アリストテレス、ローマ政争の日常に耐えたキケロ、憂鬱なる哲学者皇帝マルクス・アウレリウス。その鋭く深い思考、豊かな人生の知恵、不思議な奇行などを描き、全哲学の源泉、ギリシア・ローマ哲学を一望する。
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目次
前編 哲学者の笑い
第1夜 ギリシア七賢人とタレス
第2夜 ピュタゴラス
第3夜 クセノパネス
第4夜 ヘラクレイトス
第5夜 パルメニデスと愛弟子ゼノン
第6夜 エムペドクレス
第7夜 アナクサゴラス
第8夜 プロタゴラス
第9夜 デモクリトス
第10夜 ソクラテス
第11夜 アリスチッポス
第12夜 アンチステネス
第13夜 プラトン
第14夜 アリストテレス
第15夜 シノペのヂオゲネス
後編 哲学者の憂い
第1夜 女哲学者ヒッパルキア
第2夜 クラテスとメトロクレス
第3夜 エピクロス
第4夜 ストア派のゼノン
第5夜 懐疑論者ピュルロン
第6夜 3人の哲学者使節
第7夜 キケロ
第8夜 X氏
第9夜 セネカ
第10夜 エピクテトス
第11夜 マルクス・アウレリウス
第12夜 「汝みずからを知れ」
第13夜 プロチノス
第14夜 ボエチウス
書誌情報
紙版
発売日
2003年10月11日
ISBN
9784061596184
判型
A6
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
通巻番号
1618
ページ数
392ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
原本:1979年10月、角川書店より刊行されたものを原本とした。