
戦艦ポチョムキンの反乱
センカンポチョムキンノハンラン

1905年6月末、ロシア海軍の誇る最大・最強の戦艦ポチョムキン号上で、水兵による反乱が勃発した。ロシアを席巻する革命の気運が、ついに皇帝の軍隊にまで及んだのだ。反乱に成功し、意気上がる水兵たちは、討伐に乗り出した黒海艦隊と対峙しつつ、僚艦との共闘をはかるが……。
気鋭の海軍史家が「洋上の革命」の実相に迫ったノンフィクション。
- 前巻
- 次巻
目次
「うじ虫」騒動
反逆に立ち上がる市
ツァーリの宣戦
埠頭の殉教者
埋葬
艦砲射撃
オデッサ沖海戦
優柔不断の乗組員
黒海航行
亡命者たち
書誌情報
紙版
発売日
2003年10月11日
ISBN
9784061596191
判型
A6
価格
定価:1,100円(本体1,000円)
通巻番号
1619
ページ数
288ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
底本:本書は、1962年に筑摩書房から刊行された「世界ノンフィクション全集」第37巻収録の『戦艦ポチョムキンの反乱』を底本とした。