古代イスラエルの思想

古代イスラエルの思想

コダイイスラエルノシソウ

講談社学術文庫

4000年におよぶユダヤの歴史。その栄光は古代イスラエル王国にあった。族長の時代、モーセの登場、部族連合、そして王国の建国――。その時代に現れた知恵文学や救済史家、預言者たちは何を伝えようとしたのか。ユダヤ教やキリスト教、そして人類に多大な影響を与えた王国の歴史と生み出された思想を旧約聖書学の泰斗が平易な言葉で詳細に解読する。


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目次

一.族長とモーセ
 1.族長の時代
 2.モーセの時代
二.部族連合から王国成立まで――その思想史的諸問題――
 1.イスラエル部族連合
 2.王国形成とサムエル
 3.エルサレムの神殿
三.知者と歴史記述者
 1.知者と知恵文学
 2.歴史記述
四.救済史家=ヤハウィストとエロヒスト
 1.まえおき
 2.ヤハウィスト
 3.アンビバレントな思考
 4.エロヒスト
五.前9・8世紀の預言者
 1.まえおき
 2.エリヤ
 3.エリシア
 4.アモス
 5.ホセア
 6.ミカ
 7.イザヤ

書誌情報

紙版

発売日

2004年01月11日

ISBN

9784061596337

判型

A6

価格

定価:1,320円(本体1,200円)

通巻番号

1633

ページ数

416ページ

シリーズ

講談社学術文庫

初出

原本:、1982年11月、「人類の知的遺産」シリーズ第1巻として小社より刊行された「『古代イスラエルの思想家』を原本とした。

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