渤海国

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渤海国

ボッカイコク

講談社学術文庫

7世紀末、中国東北部・高句麗の故地に建国された渤海は、奈良・平安時代を通じて34回も日本に使節を派遣した。当初、唐や新羅に対する軍事上の連携から始まった交流は、北方産の毛皮と日本の絹などとの交易が主体となり、華麗な宮廷外交を展開。菅原道真と漢詩の応酬をした大使父子も登場した。200年の交流の実像に、最新の研究をふまえ迫る。


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目次

プロローグ 知られざる東アジアの古代王国
第1章 渤海国の素描
第2章 渤海国からの使者
第3章 毛皮と繊維の交易
第4章 華麗なる宮廷外交の展開
第5章 船は季節風に乗って
第6章 急がばまわれの渤海路
エピローグ 渤海国の謎

書誌情報

紙版

発売日

2004年04月11日

ISBN

9784061596535

判型

A6

価格

定価:1,155円(本体1,050円)

通巻番号

1653

ページ数

320ページ

シリーズ

講談社学術文庫

初出

底本:本書は、1992年に講談社現代新書として刊行された『渤海国の謎』を底本とし、補筆・改訂した。

著者紹介

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