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古代ギリシアの歴史
コダイギリシアノレキシ
- 著: 伊藤 貞夫

小王国分立から、外敵の侵入による混乱の時代を経て、紀元前8世紀に都市国家・ポリスの成立を見た古代ギリシア。民主主義の原点として、前5世紀に黄金期を迎えるポリスはいかに発展し衰退したか。アルファベットやオリンピア競技、ホメロスの詩、ソクラテス、プラトンの哲学など西洋文明の源流をたずね、古代ギリシアの栄光と落日をたどる名著。
Ⓒ伊藤貞夫
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目次
第1章 王宮の内と外
1 ギリシア先史文明の発見
2 線文字Bの解読
3 古代ギリシア人の形成
4 ミケーネ時代の諸王国
第2章 ポリスの生誕
1 暗 転
2 王国からポリスへ
3 ホメロスの詩
4 貴族と平民
第3章 民主政への歩み
1 ギリシア世界の拡大
2 重装歩兵制の成立
3 スパルタの国制
4 アテネ民主政の成立
第4章 ポリスの栄光と凋落
1 自由のための戦い
2 ペリクレスの時代
3 戦争と平和
4 ポリス世界の凋落
書誌情報
紙版
発売日
2004年07月10日
ISBN
9784061596658
判型
A6
価格
定価:1,188円(本体1,080円)
通巻番号
1665
ページ数
320ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2024年10月30日
JDCN
06A0000000000858200P
初出
1976年、小社刊行の『ギリシアとヘレニズム』(「世界の歴史」