
孟 子
モウシ
- 著: 貝塚 茂樹

聖人の孔子と並ぶ賢者として孔孟と呼ばれ、その著述は『論語』と同様に四書のひとつとされる孟子。魏、燕、斉などの七強国が覇を争った戦国時代に、小国鄒(すう)に生まれ、諸国をめぐって説いた仁政とは何か。人材登用の要諦などあるべき君子像の提言や井田制など理想国家の構想から、人間の本性を考察したうえの修身の心得まで、賢者の教えを碩学が解説する。
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目次
1 孟子思想の時代背景――孟子の生きた戦国時代――
2 孟子の人と思想
3 『孟子』という著作
書誌情報
紙版
発売日
2004年09月11日
ISBN
9784061596764
判型
A6
価格
定価:1,155円(本体1,050円)
通巻番号
1676
ページ数
320ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
底本:本書は小社刊「人類の知的遺産」シリーズの『孟子』(1985年)を底本とした。