
歌舞伎の話
カブキノハナシ
- 著: 戸板 康二

わが国古来の伝統演劇・歌舞伎とはいかなる芸術か。著者ならではの蘊蓄を随所にちりばめつつ、批評(鑑賞の基準)、歴史、役柄、演技、劇場、脚本、芸術性、大衆性という8つの角度から、独特の様式をもつ歌舞伎という芸能の本質と魅力を検証し、あわせて現代文化における歌舞伎の位置を探る。歌舞伎評論の第一人者が説く、歌舞伎への正しい認識と鑑賞法。
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目次
第1話 その批評
第2話 その歴史
第3話 その役柄
第4話 その演技
第5話 その劇場
第6話 その脚本
第7話 その芸術性
第8話 その大衆性
書誌情報
紙版
発売日
2005年01月09日
ISBN
9784061596917
判型
A6
価格
定価:924円(本体840円)
通巻番号
1691
ページ数
208ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
1950年、角川書店より刊行。文庫化にあたり、加筆・修正。