
呂氏春秋
リョシシュンジュウ
- 著: 町田 三郎

戦国末期、若き始皇帝の宰相として秦の百官を統率し、全国から3千の賓客を招集した呂不韋(りょふい)。彼が諸国に対抗し、秦の国力と文化の向上をめざし秀れた上客と編集した『呂氏春秋(りょししゅんじゅう)』は、「天下万物古今の事」を備えたいわば百科全書だった。長寿の秘訣、人物の見分け方から殷の湯王、周の武王の故事によった王者への道など、古代中国の英知の結晶を読み解く。(講談社学術文庫)
秦の宰相、呂不韋が作らせた人事教訓の書。始皇帝の宰相呂不韋と賓客三千人が編集した『呂氏春秋』は天地万物古今の事を備えた大作。天道と自然に従い人間行動を指示した内容は中国の英知を今日に伝える。
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目次
1 春の節
2 夏の節
3 秋の節
4 冬の節
書誌情報
紙版
発売日
2005年01月08日
ISBN
9784061596924
判型
A6
価格
定価:1,353円(本体1,230円)
通巻番号
1692
ページ数
336ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2014年10月24日
JDCN
0615969200100011000G
初出
底本:『中国の古典 呂氏春秋』1987年7月小社刊を底本とした。