
戦国策
センゴクサク
- 著: 近藤 光男

奇知縦横の言論、巧智・奸智が彩る戦国乱世を活写
前漢末の学者劉向(りゅうきょう)が、皇帝の書庫にあった「国策」「国事」などの竹簡を編んで作った『戦国策』。33編486章の長編を、人物編、術策編、弁説編の3編100章に再構成して平易に解説。陰謀が渦巻く戦国乱世を生き抜く巧智・奸智や説得の技法とは何か。「虎の威を借る狐」「漁夫の利」「先ず隗(かい)より始めよ」など故事名言の由来と古代中国の奥深い知恵を学ぶ。
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
目次
人物編
謀婦/寵姫/烈婦/賢后/老婦/壮士/寵臣/能臣/老臣/傅/医/伯楽/農夫/商賈/説士/食客/墨家/従横家/四君/将軍/人主
術策編
揣摩/陥穽/起死/深謀/伐謀/破謀/治国/使人/処世
弁説編
諫止/説林/争弁
書誌情報
紙版
発売日
2005年05月11日
ISBN
9784061597099
判型
A6
価格
定価:1,441円(本体1,310円)
通巻番号
1709
ページ数
384ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
底本:本書は、1987年5月、小社刊『中国の古典 戦国策』を底本とした。