
江戸娯楽誌
エドゴラクシ
- 著: 興津 要

軽業、落語、万歳、花見、蛍狩り……多彩な娯楽が彩った江戸
江戸は娯楽の宝庫であった。軽業(かるわざ)、曲独楽(きょくごま)、のぞきからくり等、修練の極をしめす街頭の芸人の至芸や珍奇さを売り物にした見世物・大道芸、宝引(ほうび)きや蛍狩りといった四季折々の好楽、大山詣りや富くじ等の信仰と結びついた行事や遊び……。江戸の暮らしに潤いとリズムを与えた娯楽の数々を、庶民の飾らない心の内を映し出す小咄・川柳を配して紹介する。
- 前巻
- 次巻
目次
その1 見世物
その2 大道芸
その3 日常の遊び
その4 四季の好楽
その5 信仰をめぐる楽しみ
書誌情報
紙版
発売日
2005年08月12日
ISBN
9784061597228
判型
A6
価格
定価:990円(本体900円)
通巻番号
1722
ページ数
272ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
1983年に作品社から刊行された同名の書を文庫化した。