
シュンペーター
シュンペーター
- 著: 根井 雅弘

「市場主義」による経済構造改革を主張する人々に好んで引用されるシュンペーター。「企業者精神」「イノヴェーション」「創造的破壊」などの概念はどのような文脈で理解されるべきなのか。ウィーンで学び、大蔵大臣・銀行頭取などを歴任、破産の憂き目に遭いながら、独創的理論を打ち立てケインズと並び称された20世紀経済学の天才の思想と生涯を追う。(講談社学術文庫)
二十世紀経済学の天才と謳われた孤高の学者。ケインズと並び称され独創的理論を立てたシュンペーター。イノベーション・企業者精神・創造的破壊などが与えた影響は? 学派を作らなかった研究者の思想と生涯。
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目次
第1章 颯爽たる学界デビュー
第2章 経済発展のヴィジョン
第3章 ドイツにおけるシュンペーター
第4章 ハーヴァード黄金時代へ
第5章 晩年の日々
書誌情報
紙版
発売日
2006年01月12日
ISBN
9784061597433
判型
A6
価格
定価:968円(本体880円)
通巻番号
1743
ページ数
232ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2013年06月21日
JDCN
0615974300100011000H
初出
原本:本書の原本は、2001年10月に小社より刊行。