
中世ヨーロッパの歴史
チュウセイヨーロッパノレキシ
- 著: 堀越 孝一

ヨーロッパとは何か。その成立にキリスト教が果たした役割とは――。ケルト的なるもの、ローマ的なるものに加えゲルマン的、東方的、ノルマン的、イスラム的等々、多様な要素を混和してヨーロッパは形成された。地中海古代世界を脱けだし、森林と原野の内陸部に繰り広げられたヨーロッパ世界創造のドラマを「中世人」の視点で鮮やかに描く中世通史。
8世紀?15世紀の壮大なドラマ
地中海古代世界を脱けだし 森林と原野の内陸ヨーロッパへ
ヨーロッパとは何か。その成立にキリスト教が果たした役割とは――。ケルト的なるもの、ローマ的なるものに加えゲルマン的、東方的、ノルマン的、イスラム的等々、多様な要素を混和してヨーロッパは形成された。地中海古代世界を脱けだし、森林と原野の内陸部に繰り広げられたヨーロッパ世界創造のドラマを「中世人」の視点で鮮やかに描く中世通史。
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目次
第1章 掠奪のエウロペ
第2章 フランクの平和
第3章 冬の時代
第4章 甦る春
第5章 ヨーロッパの成立
第6章 十二世紀中世――感性と知性の景色
第7章 新生のヨーロッパ社会
第8章 王国の経営
第9章 展開の十三世紀
第10章 黒死病以後
第11章 王と諸侯
書誌情報
紙版
発売日
2006年05月11日
ISBN
9784061597631
判型
A6
価格
定価:1,749円(本体1,590円)
通巻番号
1763
ページ数
464ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2016年12月16日
JDCN
0615976300100011000J
初出
底本:小社刊「世界の歴史」シリーズ第8巻『ヨーロッパ世界の成立』(1977年刊)を底本とした。